
600角床タイルのメリット|玄関タイル・内装タイル


タイルのサイズが大きくなるほど、目地の本数が少なくなり、床面はすっきりとした印象に仕上がります。600角タイルが注目される最大の理由も、この「すっきり感」を求める方が増えてきたことにあります。
もともと600角タイルは、高級感やミニマルな美しさを重視したインテリア設計の中で、商業施設や店舗、高級ホテルなどで多く採用されてきました。しかし近年では、設計士やインテリアデザイナーによって、集合住宅や戸建て住宅など、住空間にも積極的に取り入れられるようになってきています。
かつては「大きすぎる」と敬遠されがちだった600角タイルですが、空間を広く見せる効果や、目地の少なさによる清掃性の高さなど、そのサイズならではのメリットが改めて評価され、住宅市場でも再び注目を集めています。
屋外でも安心して使える安全性

タイルは濡れると滑りやすく、ご自身が転倒するだけでなく、お客様が転倒するなど、思わぬ事故につながりかねません。そこで、屋外の設置には滑りにくい加工(グリップ加工)が施されたタイプを推奨します。
当社のグリップ加工タイルは、日本産業規格(JIS A 5209)に基づく滑り抵抗値(C.S.R.)の試験をクリアしており、屋外での使用にも適しています。また、輸入タイルについては、ドイツ規格 DIN 51130 などの国際的な評価基準に準拠し、日本国内で求められる安全性を満たしているものを厳選しています。
雨に濡れた場所や勾配のある現場でも、安心してお使いいただける製品を「グリップ加工」「防滑処理タイル」として販売していますので、商品を選択する際は「グリップ」をお選びいただけます。
室内にもぴったり。マットタイプのタイル

屋外向けのグリップ加工タイルとは対照的に、さらっとした質感の「マットタイプ」は室内におすすめのタイルです。
素足でも心地よく、玄関だけでなく、リビングやキッチンなどにも取り入れる方が増えています。
また、タイルはデザインの豊富さも魅力のひとつ。大理石調のマーブル模様や、素焼きのようなナチュラルな風合いなど、空間に合わせて選べるバリエーションがそろっています。
木目調のフローリングや塩ビ素材と比べても、見た目や質感の再現度は群を抜いています。
さらに、屋内と屋外で同じタイルを使えば、空間が自然につながり、視覚的にも広がりを感じられる仕上がりに。
玄関からアプローチ、リビングからテラスへと、美しく一体感のある空間が演出できます。
ダイナミックな柄が引き立つ、ゆとりのサイズ感



大理石調や天然石風のタイルは、模様そのものの存在感が魅力です。
600角サイズのタイルなら、繊細なマーブル模様や石目の濃淡がしっかりと表現され、空間に自然な奥行きが生まれます。
近年の印刷技術の進化により、リアルで緻密な表情のタイルが数多く登場していますが、そうした美しさを存分に楽しめるのは、大判サイズならでは。
一枚一枚のタイルのデザインが、空間を豊かに彩ります。
豊富なサイズ展開、自由なコーディネートを
600角タイルは、存在感のある仕上がりが魅力ですが、それだけではありません。
同じシリーズで600×300mmや300角など、サイズバリエーションが揃っている商品も多く、空間に合わせた細やかな設計が可能です。
リビングから玄関、屋外アプローチまで、同じ色合い・質感でサイズを変えて設置分けすることで、統一感を持たせつつ、場面に応じた使い分けができます。
特に海外製タイルでは珍しい300角の展開も揃えているのは、当社ならではのラインナップ。
「600角は大きすぎるかな」と迷っている方にも、ぴったりの一枚がきっと見つかります。
理想のタイルを見つけましょう

アーレイ
セメント調やテラコッタ調。アンティークな雰囲気を演出しています。一枚のタイルに濃淡の色の差があります。
グリップ: 600角・600×300・300角
マット : 600角・600×300
みんなの施工事例
ご使用されていかがでしたか

タイルデッキとリビングを統一しました。ほぼ石の床に見えるので、リッチな感じになりました。大変満足しています。

洗面所に設置してもらいました。おかげて広く感じます。掃除もラクです。

マーブル模様は余白がないと美しくないと思います。大きなサイズとはいえ、我が家にはちょうど良かったです。施工が早く終わりました。

タイルの大きさに特にこだわりはなかったのですが、大きいグラデーション模様のタイルを選んだので600角で大正解でした。迷った甲斐あって、いいお買物でした。

価格は小さいタイルを並べるよりも安価だと思います。施主支給でも対応してくれたので、助かりました。

サンプルタイルでは大きなタイルのイメージはつかみにくかったです。写真を何回も見て決めました。
よくある質問
- Q玄関の内側には「グリップ」と「マット」のどちらを選べばいいですか?
- A
当社では玄関の内側には「グリップ」を推奨しています。雨などでタイルが濡れると滑りやすくなります。転倒する危険ですので、水濡れする部分、玄関ポーチ・土間にはグリップタイプを使用してください。
- Q目地は必要ですか?
- A
タイル施工に目地は必要です。精巧に作られたタイルにも微妙な寸法のズレがあります。ズレを調整するためにも、目地は必要です。また、目地にはタイルのひび割れや破損を防ぎ、汚れを下地に浸透させない役割りがあり、耐久性を向上させる効果もあります。
- Qタイルはカットできますか?
- A
専用工具でカットが可能です。スライドさせて切断する工具「タイルカッター」の場合、大判タイルが入る大きさをお選びください。電動グラインダーの場合、タイル用の替え刃を使用します。
- Q床暖房に対応していますか?
- A
タイルは熱伝導率が高く、床暖房に適した建材です。床暖対応と記載のある製品も多数ございます。ただし、輸入品や希少品などで試験未実施のものには、その表示がない場合があります。
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お見積りは無料、いつでもご利用いただけます。
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