
「ベランダ用ジョイントタイルの端はどうしたらいいですか?」
セラコアでも、このようなお問い合わせをよくいただきます。
「端まできれいに敷いた方がいいの?」
「排水の流れは大丈夫?」
「ジョイントタイルはカットした方がいい?」
「掃除はしやすい?」
端部は見た目が気になる部分ですが、ベランダは建物ごとに構造や排水方法が異なるため、「これが正解」という施工方法はありません。
そこで今回は、ベランダ用ジョイントタイルの端部を考えるときに知っておきたいポイントをご紹介します。
ベランダ用ジョイントタイルを敷く前に知っておきたい、排水のこと
ベランダの排水口を流れるのは雨水だけではありません。住んでいる環境や暮らし方によって、流れてくるものはさまざまです。近くに街灯があると虫の飛来はよくあります。野山や畑が近いと葉や砂埃が多く飛んできます。ベランダで植物を育てていると、鉢植えの水で汚れやすくなります。
このようにベランダは普段あまり意識しない場所だからこそ、気づくと砂ぼこりや落ち葉、小さなゴミがたまっていることも少なくありません。
◾️ ベランダに溜まりやすいもの
- 落ち葉、花びら
- 砂ぼこりや黄砂
- 排気ガスによる黒いスス
- 虫
- 鉢植えの土
- 洗濯物から出る糸くずやホコリ
- エアコンのドレン水
端まで敷いた方がいい?見た目と排水のバランスを考えましょう

ジョイントタイルを隅までぴったり敷き詰めると、見た目はすっきりします。
しかし、ベランダは見た目を楽しむだけの場所ではありません。雨水を安全に排水するための勾配や排水溝、排水口が設けられており、建物を守るための大切な役割も担っています。
落ち葉や砂ぼこり、土などがたまると、排水の流れを妨げる原因になることがあります。そのため、ジョイントタイルを敷く際は、見た目だけでなく、溝や排水口を点検・掃除しやすいことも考えてレイアウトすることが大切です。
見た目と排水を両立する方法
ベランダに隙間なくジョイントタイルを敷きたいと考える方は少なくありません。ベランダ全体に統一感が生まれ、空間を広く見せられることから、できるだけ隅まで敷き詰めたいというご希望もよくあります。
一方で、排水口は定期的な掃除や点検が必要な場所です。そのため、「見た目」と「メンテナンス性」のどちらも考えながら施工方法を選ぶことが大切です。
ここでは、排水口まわりをきれいに納めるための方法をご紹介します。

水捌けのいい人工芝タイプを使う

コアデッキGREEN
排水溝の上だけ人工芝タイプの「コアデッキシリーズ GREEN」を使用するという方法です。軽量なので持ち上げることも簡単です。排水溝のお掃除もラクにできます。
コアデッキシリーズは同じ台座を採用しているため、組み合わせて連結することができます。人工芝タイプ「GREEN」は雨水は人工芝の下へ流れ、落ち葉やゴミは表面で拾いやすくなります。

柔軟性の高いグリーンマットを使う

グリーンマット一覧
グリーンマットは柔軟性が高く、曲げて使うことが可能です。カットして使用もできますが、トンネル状のように設置することで排水溝の流れを邪魔することなく設置が可能です。

あえて隙間を空けるという方法
ベランダをきれいに仕上げたいからといって、必ずしも端までぴったり敷き詰める必要はありません。コアデッキ セラムは本物の磁器質タイルを使用しているため、1枚1枚にしっかりとした重量があります。 そのため、端部に少し隙間を設けても動きにくく、安定した状態で使用できます。
排水溝の上や排水の流れを確保したい場所は、あえて隙間を空けておくのも一つの方法です。排水の流れを妨げにくく、日頃のお手入れもしやすくなります。
ジョイントタイルはカットできる?
コアデッキシリーズは、ベランダの形状や仕上がりに合わせてカットすることもできます。カットが必要になるケースは、壁際をきれいに納めたい場合や、柱・室外機・排水溝などを避けたい場合などさまざまです。
素材によってカット方法が異なるため、それぞれの特徴をご紹介します。

人工芝タイプ GREEN
コアデッキシリーズの人工芝タイプ「GREEN」は、枝切りばさみや万能ばさみなどの大きな刃を備えたハサミでカットできます。台座パーツはしっかりとした素材のため、意外と力が要ります。失敗しないように、目立たないところで試し切りをしてから本格的なカットに進めましょう。

樹脂タイプのLIGHT
樹脂タイプ「LIGHT」は、目地部分でカットすることをおすすめします。枝切りばさみや万能ばさみなどを使ってカットすることができます。ただし、カットする際はタイルの面ではなく、目地部分で加工することをおすすめします。
タイルの裏面には、安定性を保つための脚(支持部)が設けられています。タイルの面をカットすると、この支持部の一部が失われ、設置後の安定性に影響する可能性があります。
きれいに仕上げるだけでなく、安全に使用するためにも、目地部分でのカットをご検討ください。

磁器質タイルのセラムのカット方法
一方、本物の磁器質タイルを使用した「コアデッキ セラム」は、グラインダーでカットが可能です。グラインダーは高速回転で熱を発する場合があります。コアデッキの台座はポリプロピレン・ポリエチレン製のため、高速回転で発生する熱で溶けることや歪みが発生する可能性があります。回転から発する熱を防ぐためには、なるべく新しい替え刃を使う、ダイヤモンドカッターを使用するなど、注意して進めてください。
◾️ カット方法や必要な工具については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

掃除はしやすい?

ジョイントタイルを敷いても掃除はできます。
ただし、ベランダは屋外のため、砂ぼこりや落ち葉、虫、花粉など、さまざまなものが日々入り込む環境です。そのため、ジョイントタイルを敷いていても、定期的なお手入れは必要になります。
普段はほうきや掃除機で表面のゴミを取り除き、必要に応じてジョイントタイルを外して下にたまった汚れを掃除すると、きれいな状態を保ちやすくなります。
ベランダは生活環境によって汚れ方が異なります。落ち葉が多い場所、砂ぼこりが舞いやすい場所、植物を置いているご家庭など、それぞれに合わせたお手入れを心がけましょう。
ジョイントタイルは、見た目を美しくするだけでなく、お手入れのしやすさも考えてレイアウトすることが大切です。
コアデッキシリーズ|メンテナンスとお掃除方法

コアデッキ・グリーン(人工芝)
落ち葉などは手で拾いやすく、細かな砂ぼこりはほうきや掃除機でお手入れできます。

コアデッキ・ライト(樹脂タイル)
ほうきや水洗いでお手入れできます。汚れが気になる場合は、取り外して下も掃除するときれいな状態を保ちやすくなります。

コアデッキ・セラム(磁器質タイル)
磁器質タイルは汚れが付きにくく、お手入れしやすい素材です。引っかかり抵抗がほとんどないセラムは、ドライシートでお掃除ができます。水洗いできない場所にも設置が可能です。

見た目だけでなく、ベランダの役割も考えましょう
ベランダ用ジョイントタイルは、端までぴったり敷き詰めることだけが正解ではありません。ベランダには雨水を排水するという大切な役割があり、建物によって形状や排水方法も異なります。そのため、見た目だけでなく、排水の流れや掃除のしやすさも考えながらレイアウトすることが大切です。
また、ジョイントタイルは素材によってカット方法やお手入れ方法が異なります。ベランダの環境や用途に合わせて最適な商品を選ぶことで、美しさと使いやすさを長く保つことができます。
セラコアでは、本物の磁器質タイルを使用した「コアデッキ セラム」をはじめ、人工芝タイプ「グリーン」や樹脂タイプ「ライト」など、さまざまなジョイントタイルをご用意しています。商品選びに迷った際は、お気軽にご相談ください。

