
ナチュラルモダンに高級感を出す方法|後悔しない床タイル選び
ナチュラルモダンの家にしたい。
木のぬくもりがあって、明るくて、心地いい空間。
けれど、いざ素材を選び始めると、ふと不安になることがあります。
「なんだか普通に見えないだろうか」
「思っていたより、少し軽い印象になっていないだろうか」と。
ナチュラルモダンは人気のスタイルです。
だからこそ、ほんの少しの素材選びで“上質”にも“無難”にも振れてしまう。
その違いを生むのが、実は“床”です。
木だけでは完成しない。
空間に静かな重みを与える素材が入ったとき、
ナチュラルモダンは、はじめて高級感をまといます。
後悔しないために。
これから家づくりをする人にこそ知ってほしい、
床タイルという選択肢についてお話しします。


ナチュラルモダンが「普通」に見えてしまうのはなぜ?

ナチュラルモダンは、明るい木や白を基調とした心地よいスタイルです。しかし、明るい色だけで構成すると、空間に奥行きが生まれにくくなります。
やわらかく整っているのに、どこか印象に残らない。
その理由は、とてもシンプルです。
空間を引き締める“重み”が足りないから。
ナチュラルモダンは、木だけでは完成しません。静かな重さを持つ素材が加わったとき、はじめて上質さが生まれます。
高級感は床からつくられる

家づくりで意外と見落とされがちなのが、床の存在感です。
壁やキッチンはこだわっても、床は「無難でいい」と考えてしまう人はとても多いのです。
けれど床は、空間全体の印象を決める“面積の大きい要素”です。
ここに少しだけ重みが加わると、
ナチュラルモダンは一気に格が上がります。
ナチュラルモダンに必要なのは、派手さではありません。
空間を整える、静かな重み。
その役割を担うのが、床タイルです。
コンクリート調タイル|静かな重厚感をつくる
ナチュラルモダンに高級感を足したいなら、まず検討したいのがコンクリート調タイルです。
無機質な質感は、一見すると冷たく感じるかもしれません。けれど実際には、木の温もりを引き立てる“背景”の役割を果たします。
明るいオークやベージュの建具に、やわらかなグレー。
その組み合わせだけで、空間に自然な陰影が生まれます。
派手さはない。
けれど、確実に空間が引き締まる。
それがコンクリート調の魅力です。
特に艶を抑えたマットな質感は、光をやさしく受け止め、ナチュラルモダンのやわらかさを損ないません。
床に“静かな重み”が加わることで、木だけでは出せなかった奥行きが生まれます。
ナチュラルモダンを一段上の印象へ。
その第一歩として、もっとも取り入れやすいのがコンクリート調タイルなのです。
テラコッタ調タイル|温かみのある上質さを添える
素焼きのようなやわらかな質感。
土の温もりのように自然な色幅が魅力のテラコッタ調タイル。
空間にほんのりと温度を足しながら、
ナチュラルモダンの落ち着きを保つことができます。
くすみのあるベージュ寄りのトーンにすることで、
木との相性がぐっと良くなります。
テラコッタ調は、
あたたかさと素朴さを持ちながらも、
タイルならではの整った質感で空間をきちんと見せてくれる素材。
やさしさだけで終わらせない。
でも、冷たくもしない。
ナチュラルモダンに「安心感のある上質さ」を添えるなら、
テラコッタ調タイルはとてもバランスの良い選択です。
テラゾータイル|やわらかな奥行きを生む素材
ナチュラルモダンに、もう一段上の上質さを求めるなら。
テラゾータイルはとても相性のよい素材です。
一色ではない。
小さな石の粒が混ざり合うことで、床に自然な奥行きが生まれます。
単調にならない。
けれど主張しすぎない。
この“ほどよさ”が、テラゾーの魅力です。
木の温もりを引き立てながら、
空間に“静かな深み”を与えてくれる。
派手な高級感ではなく、
時間とともに馴染む上質さ。
テラゾータイルは、
ナチュラルモダンを「流行」から「建築」へと引き上げる素材です。
大理石調タイル|控えめに格を上げるという選択
大理石と聞くと、光沢のある白や、はっきりとした模様を思い浮かべるかもしれません。
けれど、ナチュラルモダンに合わせるなら、選びたいのは艶を抑えたマット仕上げ。
ベージュやアイボリー系のやわらかな色味は、木の温もりを引き立てながら、空間に上質な落ち着きを与えます。
華やかに主張するのではなく、
さりげなく格を上げる。
それが、マットな大理石調タイルの魅力です。
大理石は色や柄のバリエーションが豊富だからこそ、
ナチュラルモダンのトーンに合わせて選ぶことができます。
明るさを保ちながら、空間に“品”を足す。
そのバランスが取れたとき、ナチュラルモダンは一段上の印象へと変わります。
ナチュラル感に高級感を添えるのは、“床の静かな重み”
ナチュラルモダンに高級感を加えるのは、特別な装飾ではありません。
必要なのは、空間を引き締める“静かな重み”。
コンクリート調の落ち着き。
テラコッタ調のやわらかさ。
テラゾーの奥行き。
そしてマットな大理石の品格。
床にそのひとさじが加わるだけで、
ナチュラルモダンは「普通」から「上質」へと変わります。
派手に見せるのではなく、
長く心地よく暮らせる空間へ。
これから家づくりをするなら、
床という土台から考えてみてください。



















