
1954年 戴冠記念レンガ|
エリザベス2世を刻んだ
アンティークレンガ

建築に、王冠が刻まれていた時代
1954年オーストラリア製アンティークレンガ
前年の1953年に戴冠式が行われ、翌1954年にはエリザベス女王が初めてオーストラリアを訪問しました。戴冠と初の君主訪問を記念して作られたレンガです。
王冠
EIIRのロイヤルサイファー
気品ある浮き彫り
解体時に残された数はごくわずかです

オーストラリア1954年
1950年代当時のオーストラリアは現在以上に英国文化との結びつきが強く、エリザベス2世の戴冠は英連邦諸国にとって大きな象徴的出来事でした。
戴冠と初の君主訪問は、国中が祝賀ムードに包まれるほど象徴的な出来事だったと言われています。

数万本に数本だけ存在した記念刻印
このレンガに刻まれている王冠とEIIRは、一般的な刻印レンガのような「凹型」ではありません。文字や紋章そのものが、立体的に浮かび上がる「凸型」の浮き彫りで作られています。
凸型の刻印は、製造時の手間がかかるだけでなく、焼成や長年の使用によって欠けや摩耗も起こりやすいため、現存するものは極めて希少です。
さらにこの記念レンガは、建物全体に大量使用されていたものではなく、数万本のレンガの中に1本だけ配置されるような、特別な存在だったと考えられています。

長い年月の中で残されたのはわずか419本
長年オーストラリアの建築に使用されていたものですが、建物を解体することでしか得ることができないレンガです。しかし、解体時の作業で再利用が可能な状態のレンガは、ごくわずかしか採れません。
このような浮き彫りの紋章を持つ凸型レンガは、形状の特性上、傷みやすい一面があります。そのため、良好な状態で残されたものは非常に稀です。
現在確認されている数は、419本のみ。
ひとつとして同じ風合いはありません。
土が違えば、焼き色も変わる
淡いベージュ系の色合いと、やわらかな表情が特徴です。一見すると、英国のロンドンレンガにも通じる空気を感じますが、実際にはまったく異なる土質を持っています。
ロンドン周辺で見られる黄味の強いレンガは、石灰質を含んだ独特の粘土によるもの。
一方、このオーストラリア製レンガは、見た目の印象に反して土質が硬く、長年建築を支えてきた力強さがあります。
角の摩耗。
焼成ムラ。
わずかな色幅。
それらは劣化ではなく、長い年月の中で刻まれてきた表情です。
均一に整えられた新品のレンガにはない、1950年代特有の空気が残されています。

英国文化を愛する空間へ
壁の中に
ひとつだけ残されたEIIR
気づく人だけが、
その意味を知っています

EⅡR
英国
crown

これは建材ではなく、建築遺産かもしれない
英国人にとって「EIIR」は
長い年月をともに過ごした
日常の風景そのものでもありました。
郵便ポスト。
駅舎。
街角の建築。
女王のロイヤルサイファーは
半世紀以上にわたり
英国文化の中に静かに刻まれ続けてきたのです。
現在、ロイヤルサイファーは「CIIIR」へ移行しています。
それでも
過去の時代に刻まれた「EIIR」は
歴史的遺産として今も残されています。
このレンガもまた
そのひとつなのかもしれません。
アンティークレンガ・クラウンについて
1点ごとに風合いは異なります
長年建築に使用されていたアンティークレンガのため、焼き色・摩耗・欠けには個体差があります。
刻印の状態について
浮き彫り部分には、経年による摩耗や欠けが見られる場合があります。それぞれの個体が持つ風合いとしてお楽しみください。
数量について
解体時に回収された希少なレンガのため、在庫がなくなり次第終了となります。
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アンテブリック クラウン 1個
※代引き不可・メーカー直送品
限定品のためご注文が集中した場合は在庫切れになることがございます。何卒ご了承ください。
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